おはようございます。
今朝もジョギングと耳読を行ってきました。
オーディブルで耳読を開始してから、3冊目の本を今日から耳読し始めました。
中々、文字では読み進めなかった読書ですが、『耳』からのインプットを継続できています。
では、今日も本題へ。
灰屋プロジェクト開始
灰屋とは、兵庫県丹波篠山市に昔から多くあった、農作物などの為の肥料になる焼土作りをする小屋です。
草や竹や木などを燃やし焼土にし、それを黒枝豆や山の芋のための有機質肥料として使われていました。
昭和30年代までは一家に一灰屋と言われるほど、農業を営まれている自宅には必ずと言っていい程、灰屋があったみたいです。
現在は、使用できる灰屋としては130基ほどになっているみたいですが、数年前から丹波篠山市ではここに着目されてきました。
私自身、副業で縁草社という屋号を掲げ、草刈り事業を営んでいます。
一昨年から父親とその業を始め、昨年からは知人も加わり、屋号を『縁草社』に変え、昨年は想像をしていなかった程の草刈りのご依頼も頂きました。
そして、その草刈り事業としての今年の課題は「刈草処分」です。
刈った草を我々が処分するかどうかは、お客様に決めて頂くのですが、持って帰った後の草をどうするか、この問題を今のオフシーズンに解消したいと考えていました。
そこで、昨年から灰屋修復プロジェクトをされていた神戸大学の先生に連絡をし、昨日既に修復された灰屋を見させて頂きました。
神戸大学の学生さん達の協働の下、修復された灰屋は立派なものでした。
既にこの灰屋で焼土を作られ、農家さんの手に渡り、実際の肥料として使われているそうです。
農作物の肥料としての効果がどこまであるのか、細かい部分までは今後も調査をしないといけないみたいですが、古の技法がここにきて再注目されています。
そんな灰屋プロジェクトと我々の刈草の問題。
良い意味で材料がマッチして、これは前に進めたい。
いや、前に進めないといけないと感じました。
まずは、丹波篠山市内に眠る130基程の灰屋から我々に使わせて頂ける物を探す作業から行動に移していきます。
草刈りのオンシーズンに間に合うように、駆け足で縁草社としての灰屋プロジェクトも進めます。
本日も最後までお読み頂き、感謝致します。
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【縁草社(草刈り事業)】
長年、農業に営んできた父と何か世間のお役に立てないかと考え、はじめた草刈り事業。それがまず、草刈り親子となりました。
そして、2021年新たなメンバーも入り、『縁草社』でサービスを開始しています。
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